2020年WEB総会を終えて

東京ホッケー協会 会長 和田 明仁

2020年WEB総会を終えて

新型コロナウィルス感染症の影響で皆様方には毎日の生活でご不自由、ご苦労をされておられることと思います。ホッケー競技にとっても東京オリンピック・パラリンピックの一年延期で、この期間を利用して大いに盛り上げたいところですが、コロナの影響で既に国体、インターハイが中止となり、未だ練習も出来ないチームもある等、思うような活動が出来ない状況になっております。

こうした状況から今年は一堂に会しての総会はやめ、WEBによる総会として6月27日に開催いたしました。正会員の皆様とは直接お話しする機会を持てなかったことを大変残念に、また申し訳なく思っております。是非様々な機会を捉え、またホームページの「お問い合わせ」からご意見をお聞かせください。

一般社団法人東京都ホッケー協会(以下THAと記す。)はご案内の様に2018年11月に設立され、2019年度は法人として初めて一年間を通じての活動を行いました。
2019年度事業報告の中では「規則に則り、全員参加で開かれた協会」をモットーに「コンプライアンスの実践、ガバナンスの強化、財務基盤の確立」がなされ法人として社会から信頼される団体になるよう努力して来た事を強調いたしました。

又、組織が大きくなり、更に東京オリンピック・パラリンピック後を見据え、THAの柱となる「普及推進」「大会運営」「国体強化」の3事業を事業部会で括り、それをサポートとする「総務」「マーケティング」「基盤強化」の3委員会と独立した「コンプライアンス」委員会という体制に組織変更し、業務を進めている事を報告いたしました。(詳細については議事録をご覧ください)

他方、東京オリンピック・パラリンピック後は品川区・大田区及び両区の教育委員会、スポーツ協会等々のご支援実施してきたホッケー普及活動が縮小され、これらによって得られてきた事業収益も危うくなってまいります。今後は自助努力で予算が成り立つようにしていかなくてはなりません。昨年より発足した賛助会員の募集にも力を注ぎ、ホッケーファミリーを広げ、サポート企業を増やしていきたいと思っておりますので皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

本総会では15名の理事(うち重任9名、新任6名)が選任されました。また、その後の理事会で私、和田明仁が代表理事・会長に再任されましたのでご報告申し上げます。

最後になりましたが、本総会までに辞任、若しくは本総会を持って任期満了で退任された宮田知氏、青木剛氏、鍋田茂子氏、三宅正美氏に御礼と感謝を申しあげます。

まだまだ新型コロナ感染症は続きます。ホッケーが安全に、安心して出来るように、一人一人がうつさない、うつされないように自己管理して行く事を強くお願いして挨拶といたします。

一般社団法人 東京都ホッケー協会
会長 和田明仁